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2025.8.19
タイの五つ星ブランド「デュシタニ京都」異国の香りと日本の雅
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京都・西洞院町。タイの伝統とおもてなしの心を感じる、五つ星のラグジュアリーブランド「デュシタニ」が日本に送り出した珠玉のラグジュアリーホテル「デュシタニ京都」。タイ語で「楽園の街」、特に楽園の第四層にある都を意味する言葉“Dusit Thani(デュシタニ)”の名前通り、ここは至極の時間を私たちに届けてくれる空間であった。
タイと日本の美意識の共通点を痛感できる、ここちよい空間
「デュシタニ京都」は、JR京都駅中央口から徒歩約12分、世界遺産「西本願寺」の門前町に位置する。人で賑わう京都の街並みを進むと、目前に京町家を感じさせる意匠の佇まいが見えてくる。
雅の世界と現代モダンの融合したその建物の美しさに、京都滞在への期待が高まっていく。
景観保全地域内の小学校の跡地に建つ。
京都とタイ・アユタヤは共に多くの世界遺産を抱く古都という共通点を持つ。
共に、独自の文化を守り続けながら歴史を刻き、長年積み重ねてきた伝統を現代へつなげる英知の都でもある。
「デュシタニ京都」は、それら二つの都市に敬意を表し、その美意識を表現したデザインとおもてなしを大切にしている。
ゆえにデザインは日本人とタイ人のデザイナーに依頼し、それぞれの文化と歴史を融合した空間が実現した。
格子から漏れる優しい光がロビーラウンジに注ぐ。
エントランスをくぐり、館内に足を踏み入れると開放的なロビーが広がっている。
中庭を囲むように建っている当ホテルのロビーからは、京町家の特徴でもある格子窓があり、その先には日本庭園が望める。
ここには喧騒を忘れさせてくれる静寂と、心を落ち着かせるような美意識が確かにある。
その一つが、京都とアユタヤの伝統や意匠が多く取り入れられたデザインにある。
タイの仏塔チェディと京都の五重塔の屋根の特徴である美しい曲線を意識した壁や柱、シルクの壁面や繊細な彫刻、木と石の質感など、古くから大切に守ってきた伝統と技術が私たちを温かく迎えてくれる。
そして、スタッフの優しい笑顔も格別である。微笑みの国と言われるタイのおもてなしが、私たちをそっと包み込んでくれるようだ。
さらに奥へと進むと、アフタヌーンティーなどが楽しめるラウンジ「ザ・ギャラリー」や茶室「ティーサロン」がある。茶室では茶道体験など、京都滞在を満喫するスペシャルな企画もある。
タイと日本の伝統文化が融合したロビーラウンジ。
茶道体験では舞妓さんが立てた抹茶がいただける。3,500円(税サービス込)。
京都の職人や老舗の商品が並ぶショップ。
中庭を囲むようにある客室は静寂に包まれた空間
ロビーからエレベーターで宿泊フロアに着くと、客室に通じる廊下には、カードキーをかざさないと開かないドアがあり、セキュリティも万全である。
全147室ある客室は「デラックスルーム」「プリミエルーム」「スイートルーム」などがあり、どの客室も現代的な快適性と古都の余白美を併せ持つ洗練された空間。
開け放たれた障子越しに差し込む柔らかな光や、手仕事の質感を感じさせる木の壁、上質なシルクのファブリックなど、自然に身を置くような心地よさに、観光へ行くのが億劫になってしまうほどだ。
プリミエスイートには畳の空間がある部屋も。
インペリアルスイートの窓から見えるのは、「本願寺伝道院」。
客室には、京都府和束町の自社茶畑「デュシット・ティー・ガーデン」の有機農法で栽培された日本茶が置かれているので、ぜひ滞在時に味わって欲しい。心を込めて作られた日本茶が心に沁みていくはずだ。
「デュシタニ京都」では茶畑だけでなく、京都左京区大原に「デュシット・ファーム」もある。タイ料理に欠かせないパクチーを始めとした野菜の栽培もしており、収穫した野菜は「デュシタニ京都」や姉妹ホテルである「ASAI京都四条」のレストランやバーで提供されている。
また希望があれば、宿泊のお客様に限られるが野菜の収穫体験もできる。これらはサスティナブルに向けた取り組みの一環と聞くが、ホテルスタッフたちが、私たちも作業に行きますと楽しそうに話す姿は印象的であった。
レストランが並ぶ地下一階の中庭。
デュシタニ京都が新たに挑む“食”の世界。ここでしかできない体験
ホテル地下一階には、3つのメインダイニングがある。
オールデイダイニング「Kati(カティ)」では、タイ料理をはじめ世界各国の味わいが楽しめるほか、
シグニチャーレストランの「Ayatana(アヤタナ)」では、タイ王室料理を現代的に昇華させた、新感覚のタイ料理の数々がいただける。店名である「アヤタナ」とは、タイ語で“6つの感覚(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚・心)”を意味している。これはタイ仏教においては心が第六感であるという教えから来ているという。
また「Ayatana」では、2025年7月から、伝統的なタイのサービススタイルから、懐石料理のように、銘々に提供する「おまかせコース」スタイルへと変更された。
レストランで使用するカトラリーや食器はタイと日本の作家ものがコーディネイトされている。
季節の食材を活かしたおまかせコース11品、22,000円(税サービス込)。
タイのベンジャロン焼きの器を使ったアフタヌーンティーは13時~16時、10,000円(税サービス込)。
季節で変わるおまかせコースは、全11品。
小さな一皿の中に、旬の食材と技が詰まっており、タイ料理の概念を覆す見事な世界観は圧巻である。
どの料理もベースはタイ料理ではあるが、地元野菜を使い、さらに日本料理の感性がエッセンスとして加わり、タイ料理を確実に昇華させた数々だ。さらに器や盛り付けも美しく、まさに6つの感覚を満足させてくれた。
季節の食材を和の要素を融合させたおまかせコースがいただける。
「Ayatana」から中庭を挟んで向かいにあるのが、二十四節気の移ろいを映す「シェフズテーブル 紅葉」である。
今回は、鉄板を囲むカウンタースタイルの店内の奥に新たに誕生した、銀座「鮨 石橋正和」へ。
京都で美味しい鮨が食べたいと言う声に応えるために新たにスタートしたと聞く。
わずか数席のプライベート感に満ちた檜一枚板のカウンターを備えた空間で、熟練の職人がひとつひとつ、丁寧に仕事を重ねていく。ネタは、全国から取り寄せられる天然もののため、仕入れ状況で日々ネタは変わる。
伺った日は、和歌山のキジハタ、八丈島のキンメダイ、島根の白イカ、愛知県の平貝、長崎県アナゴ、長崎県のマグロ……をいただく。藁焼き、昆布締めなどの丁寧な仕事は、素材の旨味を存分に引き出した熟練の仕事で、もちろん味わいは絶品だ。
これは海外ゲストはもちろん、舌の肥えた日本人も魅了するだろう。
基本はおまかせコースのみ、今後は鉄板焼きと鮨の垣根を超えた提供も検討中だとか。
舞台のような鮨カウンターでは、美しい技が繰り広げられる。
営業時間はランチ12時~14時30分(14時 LO) 、ディナー 17時30分~22時 (20時 LO)。
ランチ 15,000円、ディナー 28,000円(税サービス込)。
さらに「デュシタニ京都」には見逃せない場所がある。
隠れ家バーとしてわざわざ近隣から訪れる人が多いという、バー「Den Kyoto(デンキョウト)」。
さらに、スパ「Devarana Wellness(デバラナ・ウェルネス)」は、タイ王室ともゆかりの深いデュシタニブランドならではのホスピタリティと共に、タイ古式マッサージを受けることができる。
スパ内にはプールや24時間利用できるフィットネスジムなどもあり、充実した滞在をサポートする。
大人の隠れ家として、近所の人だけではなく、近隣に宿泊する観光客も訪れているバー「Den Kyoto」。営業時間16時~23時。
地下2階にあるプールは、大人の雰囲気が漂う神秘的な空間です。営業は午前7時~21時。7時~10時はキッズアワーとなっており、身長130㎝以上の子供様も利用可能。
「デュシタニ京都」を体感し、ラグジュアリーとは、ただ豪華であるだけではなく、文化と精神の豊かさにこそ宿るのではないのだろうかと感じる。そしてここは、まさに体現されている。
タイ式の優雅さと日本的な“おもてなし”が交錯し、“本物の贅沢”とは何か?その答えを導くヒントがここには確かにある。
Text by Yuko Taniguchi
京都府京都市下京区西洞院通正面上ル西洞院町466
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Features
伊藤若冲の美と京の食が交差する、1日限りの特別体験
2025.8.20
ホテル椿山荘東京で開催「若冲と京の美食 〜水墨画と羅漢石を巡る〜」
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ホテル椿山荘東京にて、江戸中期の絵師・伊藤若冲の美意識と、京都の食文化を味わう特別イベント「若冲と京の美食 ~水墨画と羅漢石を巡る~」が、9月13日(土)に開催される。
本イベントは、日本美術史研究者・太田梨紗子氏による講話からスタート。若冲の芸術や精神性、そして時代背景を丁寧に読み解いてゆく。さらに会場には、伊藤家の菩提寺である京都・宝蔵寺より特別に借り受けた「竹に雄鶏図」など、貴重な作品が展示され、じっくりとその世界観に浸ることができる。
講和後は、若冲が下絵を描いたとされる「羅漢石」約20体が佇む庭園へ。これらは、若冲が晩年を過ごした京都・石峰寺に残る「五百羅漢」の一部で、今年移築100周年を迎える「三重塔」と同様に大正時代に椿山荘の庭園へと遷されたもの。
締めくくりは、料亭「錦水」がこの日のためだけに用意する松花堂弁当。「豆腐の田楽」や「京壬生菜のお浸し」、「鱧の阿蘭陀煮」など、若冲が生きた時代の京都の味わいを表現した品々が並び、目にも舌にも美しいひとときが広がる。さらに参加者には、若冲の「髑髏図」を描いた日本酒「枡源(150ml)」のプレゼントも。
都心の静寂とともに、若冲の美と京都の食に浸る――ホテル椿山荘東京ならではの上質な文化体験を、ぜひこの秋に。
◆「若冲と京の美食 ~水墨画と羅漢石を巡る~」
【日程】2025年9月13日(土)
【昼の部】12:00~14:30(11:30受付開始)
【夜の部】18:30~21:00(18:00受付開始)
【会場】ホテル椿山荘東京 料亭「錦水」
【料金】1名 22,000円(税込・サービス料込)
【定員】各回先着制(20歳以上)
【予約】WEB予約限定
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2025.8.20
「LEXUS MEETS…」および「INTERSECT BY LEXUS」にて「MORIZO TEA」の提供を開始
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2025.8.20
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編集部&PJフレンズのブログ
2025.8.12
新型クラウン人気の理由はどこにあるのか。特別キャンペーン体験レポート
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「いつかはクラウン」――日本人の憧れの車の代名詞であったトヨタクラウンを象徴するコピーである。
1955年に誕生し、今年で70周年を迎えるクラウンは年々進化をしているが、2022年にそのスタイルが大きく変わり、2023年10月からクラウンの専門店「THE CROWN」が全国6か所に誕生した。
今回はクラウン誕生70周年を記念し、“走る・触れる・感じる”モニター体験キャンペーン《47ROADS BY CROWN – THE EMOTIVE JOURNEYS》を体験する貴重な機会を得ることができた。
また、輸入車からクラウンへの買い替えも多いと聞くが、クラウンの魅力はどこにあるのか、私なりに探ってみた。
スタートは、現在6拠点のクラウン専門店「THE CROWN」
クラウン専門店「THE CROWN」は、現在、東京・千葉・横浜・名古屋・大阪・福岡の6都市にある。
今回は横浜都筑にお邪魔したが、その門構えからして、今までの販売店とは大きく異なる。クラウンの魅力を詰め込んだ販売店は、一歩足を踏み込んだ瞬間からクラウンの世界観が広がっている。
上質なインテリアや最高級のおもてなしに、プレミアムカーのオーナーとしての特別な待遇を受けているような満足感にきっと浸れるはずだ。またここを訪ねることでオーナー同士のコミュニケーションもあり、新たなつながりも生まれる空間である。
もちろん、クラウンを体験したいという方は、たっぷりとその個性や魅力に触れることもできる。
「THE CROWN」。横浜都築の外観。
ブランド発信拠点「THE CROWN」横浜都筑の店内。
今回、私が訪れた横浜都築「THE CROWN」は福岡と並んで初「THE CROWN」となった店舗だ。木をふんだんに使った和モダンな外観、入り口にかかった王冠マークののれんなど、まるで老舗旅館にでも訪れたような佇まいである。
店内は高級感ある家具が並ぶリビングルームと、そこから眺める日本庭園風の中庭にクラウンが並んでいるような空間に仕立てられている。
さらに歴代のクラウンの写真や書籍が並び、クラウングッズも購入できる、まさにクラウンの聖地とでも呼べる店内である。
ゆっくりクラウンを体感したいと言う方は、ぜひ一度足を運んで欲しい空間である。
まずはこちらで丁寧に淹れた日本茶とお菓子をいただき、今回の試乗車であるクラウンセダンの鍵を預かり、いざ出陣である。
店内には、クロスオーバー・スポーツ・セダン・エステートの4つのクラウンが並ぶ。
車を感性で楽しむ。安心感と心地よさを備えた「やっぱりクラウン」
クラウンは1955年に「日本人の手による、日本人のための高級車」を目指して誕生した、日本人の憧れの車だ。2022年フルモデルチェンジをした16代目クラウンは、「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」の4つの個性があり、自分らしく、ライフスタイルに合わせて“選べるクラウン”へと進化を遂げた。
自称車好きを名乗ってはいるが、車の機能やスペックには全く疎いが、デザイン性は妥協できないと考えているタイプである。最近は加齢もあって、信頼感や安全性もかなり重要視している。
その点からも新型クラウンの美しいフォルムにはやはり目が留まる。街中でもよく見かけるようになったクラウンであるが、フロントフェイスは、かなりかっこいい。
高級感あるゆったりとした車内。
車内はかなりゆったりとしており、シートの座り心地はもちろん、静かな車内やスムーズな走りは、慌ただしい日常にホッと一息つけるような心地よさ。そして何より嬉しいのが、先進の安全機能がしっかり備わっていること。
向かうは日本橋の伝統技術の体験ができる「器 日本橋夢東 本店」へ
はじめての車種の運転は正直ドキドキするが、スムーズな走り出し、しっかりとした安定感で、ハンドルを握ってすぐにこれはいい!安心して運転できる!と自信が湧く。
一般道から首都高速へ、加速がスムーズ過ぎて、逆にスピードが出すぎないように気を付けるほどの心地よい走り。首都高速はいつもながらの多少の混雑はあったものの、無事に通過し、次はCROWN 47ROADSの一つである都道402号へ。
千代田区の一ツ橋河岸交差点から有楽町駅前を結ぶ特例都道である。ここは大手町から丸の内のオフィス街、東京駅丸の内側の美しい駅舎など、都会的なランドスケープが楽しめる道路として選ばれたと聞く。まさにザ・東京とも呼べる大都会の中を颯爽と走るのはやはり気持ちがいいものである。
このような遠出をして試乗をしてこそ、車の特性や魅力が体感できるものであろう。
美しい景色や自然、日本らしい文化や歴史などが味わえる「日本が世界に誇る道」である「47ROADS BY CROWN」の一つである、丸の内都道402号。
到着したのは、高級漆器やガラス器の卸売販売を行う「器 日本橋夢東 本店」。
ここは、1923(大正12)年に「漆器問屋 武藤三郎商店」として始まり、主に百貨店と取引きをしてきたという老舗漆器店。現在は金継ぎをはじめ、蒔絵や七宝焼きなど、日本の伝統文化を体験できるワークショップを展開していることから、多くの外国人観光客も訪れている。
今回体験をする金継ぎは、欠けてしまった器の修復という、モノを直すという目的だけではなく、「壊れたものにこそ宿る美」を慈しみ、新たな感性を加える再生を体現するものである。
店内には日本の伝統技術によって生み出された商品が並ぶ。外国人観光客がお土産として購入するケースも多いと聞く。
初金継ぎ体験ではあったが、丁寧に指導いただいたこともあって、割れ目の接着から、欠けた部分を埋めて、凹凸を紙やすりで削ってから合成漆と代用金を使って修復するところまでスムーズに楽しく作業ができた。
器の曲線に合わせた接着や割れ目に沿った筆入れなど、緊張感に包まれて集中する作業には雑念がスッと払われていくような爽快感がある。
金継ぎをした器には新たな感性が加わり、いままでの器とは一味違う自分の手が加わった唯一無二の器になり、さらなる愛着が湧いてくるものである。
エメラルドグリーンの器にゴールドがよく映える。
こちらでの金継ぎワークショップは、通常5回程度通うコースのようだが、今回は一回で完成するコンパクトな体験であったが、十分金継ぎを楽しむことができた。
水素で走る燃料電池車の初体験で知る、未来型自動車への期待
クラウンには、ハイブリッドやプラグインハイブリッドといった選択肢もあるが、今回は水素で走るクラウンセダンFCEV(Fuel Cell Electric Vehicle:燃料電池車)を試乗させていただいた。
水素と空気中の酸素を反応させて発電し、その電力でモーターを動かしているため、排出されるのは「水」のみ。CO₂ゼロの環境性能では圧倒的に優れた次世代車といえる。
トヨタにおいては、水素で走る電池車「MIRAI」がすでに発売されているが、同等の燃料電池システムを採用しつつも、クラウンならではの高級感と快適性を融合しているようだ。
初水素で走る燃料電池車は想像以上に運転しやすく、走りやすい。ガソリン車と何ら差異のない走りなら、やはり環境に優しい方がいいと感じる。
水素自動車にはちょっと抵抗がある人も、一充填走行距離や約820㎞、水素充填時間1回当たり3分程度というデータを聞けば安心だろう。
さらに都道府県によって異なるが補助金もあり、水素ステーションも拡大中となると、いち早く手に入れるべきではないかと思う。
「いつかはクラウン」の言葉は確実にいまも健在である。
やっぱりクラウンは高級感と安心感に包まれた、トヨタが誇るプレミアムな車であることは十分に体感することができ、さらにスタイリッシュになったデザインは、女性の心もつかむことは間違いないだろう。
輸入車からクラウンへ、この流れも当然の判断だと考える。
今回ご紹介の第1弾キャンペーンはすでに募集は終了したが、第2弾の実施も検討中と聞く。日本が誇る新しいクラウンで日本の魅力を探る旅に出るのはすてきな体験である。
器 日本橋夢東 本店
東京都中央区日本橋本町1丁目8番地13号 日本橋滄浪閣ビル
谷口優子 Yuko Taniguchi
Premium Japan編集部スタッフ
目指せポジティブエイジング。ゴルフにハマり中!
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編集部&PJフレンズのブログ
Features
ワインのボトルショップと⾓打ちを融合させた「APÉRO」の新店舗
2025.8.17
池尻⼤橋の複合施設「HOME/WORK VILLAGE」に「APÉRO VILLAGE」がオープン
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池尻⼤橋の学校をリノベーションした複合施設「HOME/WORK VILLAGE」1階に、ワインのボトルショップと⾓打ちを融合させた「APÉRO VILLAGE(アペロ・ヴィラージュ)」がオープンした。
「APÉRO」は、フランス⼈オーナーのデュペリエ・ギヨーム氏が、フランスの“アペロ”(ディナーの前に軽くワインとつまみを楽しむフランスの習慣)を、⽇本にも伝えたいという思いから、2014年に南⻘⼭で一号店を開業(移転に伴い現在は⼀時クローズ中)。2021年には、京島に2号店をオープンした。
今回新たにオープンした「APÉRO VILLAGE」は、“ワインを学び、味わう”体験型の空間がコンセプト。フランスを中⼼に、オーストラリア、イタリア、⽇本など、造り⼿のセラーから直接セレクトした300種以上のオーガニック・ナチュラルワインを販売するほか、店内中央のカウンターでは、⽇替わりの10種のワイン(¥1,000〜)を⾓打ちスタイルで楽しむこともできる。今後は、テイスティングイベントやワークショップなども開催する予定だ。
あなたも池尻でフランスのエスプリを感じる一杯を楽しんでみてはいかが。
◆APÉRO VILLAGE(アペロ・ヴィラージュ)
【住所】東京都世⽥⾕区池尻2-4-5 HOME/WORK VILLAGE 1F 104
【営業時間】13:00〜22:00
【定休日】水曜
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2025.8.17
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奈良で出会う、世界の美と驚異
2025.8.16
奈良国立博物館で開催。特別展「世界探検の旅―美と驚異の遺産―」
(左)儀礼用仮面「マイ」 パプアニューギニア、ニューギニア島 20世紀中頃 天理大学附属天理参考館蔵 (右)釈迦如来立像(清凉寺式) 日本 鎌倉時代 文永10年(1273) 奈良国立博物館蔵
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奈良国立博物館にて、時空を超えた壮大な旅を体感できる特別展「世界探検の旅―美と驚異の遺産―」が開催中。会期は9月23日(火・祝)まで。
グデア頭像 イラク 紀元前2100年頃 天理大学附属天理参考館蔵
奈良国立博物館の開館130年と、天理大学創立100周年を記念して企画された本展は、考古資料や民族資料を中心に、約220件におよぶ名品を通して、人類の約6000年にわたる歴史を探求するもの。
加彩鎮墓獣 中国 唐(8世紀) 天理大学附属天理参考館蔵
展示の中核を担うのは、30万点にのぼる膨大なコレクションを誇る「天理大学附属天理参考館」の選りすぐりの資料群。世界各地の信仰や死後の世界観、今は失われた20世紀の生活文化などにまつわる貴重な品々に加え、奈良国立博物館が所蔵する仏教美術の名品も共演。壮麗かつ神秘的な展示空間を生み出している。
戦士の栄誉礼冠 カナダ 20世紀中頃 天理大学附属天理参考館蔵
北京の看板(実物看板) 帽子屋 中国 20世紀前半 天理大学附属天理参考館蔵
会場は「文明の交差する世界」「神々と摩訶不思議な世界」「追憶の20世紀」という三つの章で構成。シュメール王の彫像、パプアニューギニアの儀礼用仮面、カナダの戦士の栄誉礼冠、中国・北京の街頭看板など、時代も地域も異なる作品が、まるで世界を旅するかのような体験を提供してくれる。
影絵芝居ワヤン・クリットの人形 インドネシア、ジャワ島 1840年 天理大学附属天理参考館蔵
なかには、世界でも天理参考館でしか見ることのできない稀少な作品や、初公開の作品も含まれている。また、すべての展示品が撮影可能という異例のスタイルも本展ならでは。音声ガイドには俳優・大沢たかお氏が起用され、旅人の視点から作品世界を案内する。
金製頭飾 人面形 推定ボリビア インカ帝国(15~16世紀) 天理大学附属天理参考館蔵
さらに、これまで日時限定で開催されてきた特別演出「摩訶不思議アワー」を好評につき常時開催。通常展示とは異なる照明やデジタル演出により生み出される没入空間で、幻想と驚異の世界をより体感的に味わうことができる。
精霊仮面「コヴァヴェ」 パプアニューギニア、ニューギニア島 20世紀前半 天理大学附属天理参考館蔵
この夏、時空を超えた世界探検の旅へ、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
◆奈良国立博物館開館130年・天理大学総創立100周年記念特別展「世界探検の旅 ―美と驚異の遺産―」【会期】開催中~ 2025年9月23日(火・祝)
【会場】奈良国立博物館 東西新館
【時間】9時30分~17時(8月5日~15日および土曜は19時まで)
【休館日】毎週月曜(9月15日、9月22日を除く)、および9月16日(火)
【観覧料】一般1,800円、高大生1,300円、中学生以下無料
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投稿 奈良国立博物館で開催。特別展「世界探検の旅―美と驚異の遺産―」 は Premium Japan に最初に表示されました。
Features
富士の森を感じるプレミアムクラフトティーが誕生
2025.8.15
「LEXUS MEETS…」および「INTERSECT BY LEXUS」にて「MORIZO TEA」の提供を開始
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「LEXUS MEETS…(東京ミッドタウン日比谷)」および「INTERSECT BY LEXUS(南青山)」にて、富士の自然から着想を得た、プレミアムクラフトティー「MORIZO TEA」の提供がスタートした。
「MORIZO TEA」は、トヨタ自動車会長・豊田章男氏(愛称:モリゾウ)の、「モリゾウ、森を飲む」という発案から、静岡県の富士スピードウェイ周辺の雄大な自然にインスパイアされ誕生。農薬不使用の厳選された静岡県産緑茶を、旨みとほのかな渋みを最大限引き出すよう丁寧に抽出し、キンモクセイなどの森を感じる素材をブレンドしている。
緑茶本来の上品な味の中に、新緑の季節の森で深呼吸をしたときに感じる、“風にそよぐ緑と木々の香り、芳しい根や土の香り、そしてどこかで可憐に咲く花の香り”を表現し、飲み終えた後にも続く、柔らかく穏やかな余韻も楽しめる。
また、「MORIZO TEA」は、「体験型SDGs」を提案した商品として、その売上の一部が富士スピードウェイ周辺の自然環境を未来へと継承すべく、地域の植林活動などに活用されるとのこと。
あなたも富士の森を飲みに日比谷、南青山へお出かけしてみてはいかが。
◆MORIZO TEA(モリゾウティー)
【提供店舗】「LEXUS MEETS…」東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷1F
「INTERSECT BY LEXUS」東京都港区南青山4-21-26
※詳細は店舗公式サイトで要確認
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